美容室でのヘアカラーと自宅でする市販ヘアカラーの違いとは?

こんにちはYUMIです。

今日はサロンカラリングーと自宅でする市販カラリングーの成分の違いや特徴、
メリットデメリットなどを書きたいと思います。

サロンカラー剤と市販カラー剤の違い

サロンカラーリング剤と市販カラーリング剤にはそれぞれ成分の違いがあります。

特徴的なものを紹介します。

配合されているアルカリ性の違い

一般的に美容室で使われているヘアカラー剤は髪や皮膚へのダメージをおさえるため
揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤とアルカリ剤(アンモニア水)を主に配合
しています。

よく、カラーしている時にツ~ンとするアンモニア臭はこの為です。

美容室のヘアカラー剤のニオイは強く感じますが、髪に残りにくいメリットがあります。

そして最近の市販されているヘアカラー剤は、このツ~ンとしたニオイをおさえる為に、
ニオイの少ないアルカリ剤(モノエタノールアミンなど)が主に配合されています。

その為、ニオイは少ないのですが髪や皮膚に残りやすく、ダメージにつながりやすく
なっています。

2剤の使い分けができるというのがポイント

ヘアカラーは月に1度、2ヵ月に1度程度されているかたが多いと思います。

カラーをしてる方の髪の90%ほどは、すでに染まっている部分の状態です。

その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって、色ムラや痛みが
でてきてしまいます。

そこで、髪の状態によって、2剤の使い分けをします。

市販のヘアカラー剤は過酸化水素濃度が高く、それに対して
美容室で行うヘアカラー剤は過酸化水素濃度が1%~6%の濃度のものがあり
使い分けができます。

過酸化水素とは過酸化水素は、化学式 H₂O₂ で表される化合物。しばしば過水と略称される。主に水溶液で扱われる。対象により強力な酸化剤にも還元剤にもなり、殺菌剤、漂白剤として利用される。*Wikipediaより引用

美容室で行うヘアカラーは、お客様の髪のダメージやアンダーに合わせて2剤の使い分け
をしたり、1剤の使い分けをしたりして、新生部(染まっていない部分)と既に染まって
いる部分で薬剤の使い分けをしています。

サロンでカラーリングをされた事のある方は経験があるかと思いますが、
塗り分けをしているのはそのためです。

自宅でするカラーとサロンでのカラーのメリット、デメリット

市販のカラーリング剤でカラーリングする場合と、サロンでのカラーリングには
それぞれメリットやデメリットがあります。
それぞれを詳しく分析して説明したいと思います。

メリット

自宅カラーリング

  • いつでも好きなときにできる。
  • お手頃な金額でできる。
  • ものによっては、数回に分けてできる

サロンカラーリング

  • 思い通りの色に仕上げてくれる。
  • 髪に対してダメージを最小限におさえる。
  • ムラなく均等に仕上がる
  • パーソナルカラーの提案をしてくれる。

デメリット

自宅カラーリング

  • 準備が大変
  • 地肌などにカラー剤がつく
  • 塗りわけが難しい
  • ニオイがなかなかとれない
  • パサつきがおきて髪の傷みが激しい

サロンカラーリング

  • 料金がセルフでするより割高になる
  • 都合のよい時間にいけない時がある

まとめ

市販カラリング剤、サロンカラーリング剤には、それぞれ含まれる成分の違いや
分量の違いがあり、それぞれメリット・デメリットが存在します。

自分の用途や都合に合わせたカラーリングの選択をされてみてはいかがでしょうか?

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